血を見ると貧血になる。倒れてしまう。立ちくらみがする。
そんな方は血管迷走神経反射かもしれません。
私も同じく血を見ると倒れてしまいます。
血について考えたり、血の話をするだけでも立ちくらみがして立っていられないこともあります。
なんなら上の写真もちょっと気持ち悪い…笑
長年この原因が分からずに苦しんでいたんですが、これは「血管迷走神経反射」というらしいです。
血管迷走神経反射の原因
名称が分からない間は「血液恐怖症」だと思っていました。
だから精神的な努力で解決できるものだと思ってた。
しかし数年前、血を見ると倒れてしまうことを看護師さんに伝えると、それは血管迷走神経反射という反射神経なのだと教えられました。
精神的なものではなく生まれ持った反射神経なのだと。
だから精神的な努力で治るものではないし、治すことを考えるより共に生きていく道を選んだ方が良いと言われました。
血を見ると反射的に血圧が低下するのだそうです。
血圧の低下=脳に血が回らない=立ってられない=立ちくらみ・倒れる
血管迷走神経反射の採血時の対処法
そんなわけで私は採血も苦手です。
”血のことを意識する”だけで気持ちが悪くなるので、見なければいいという話でもなく…。
そのため採血の必要がある時はいつも、その場で看護師に採血の時に倒れてしまうことを伝えて、横になった状態で採血してもらうようにしています。
大体の病院では横になって採血できる場所が確保されているので、倒れてしまう旨を伝えれば速やかにそこを案内してもらえます。
採血中はなるべく関係ないことを考えるように努め、採血後は5分程度は横になり、すぐには立ち上がらないようにします。
この対処法のおかげで採血も怖くなくなりました!
周りに笑われるのが辛い
自分もそうだったけど、一般的に血を見て倒れるのは”精神的なもの”だと思われている。
だから指をちょっと切ったくらいの血で倒れちゃうと「か弱いねwww」みたいに笑われることある。
それがすごい辛い。
こっちだって自分で「何でこの程度の血もダメなの?」って悩んでるのに…
好きで倒れてるわけじゃないのに…!
でもそんな時は「これは血液迷走神経反射っていう反射神経が原因で、精神的なものではない」ということを告げるようにしています。
そうすれば相手にも精神的なものではないのだと分かってもらえます。
もっと血管迷走神経反射が一般的に知れわたって、こうやって口頭で伝えなくても分かってもらえるようになればいいなと思います。。
まずは当事者本人から!
もし周りに「自分は血液恐怖症なんだ」と思ってる人がいたら、血管迷走神経反射のことを教えてあげてください…!
血液迷走神経反射についてはここ↓に良くまとめられてました。
→恐怖症ならこの辺りの本とか良さそうなんだけど…
※2016/5/30追記:タイトル修正しました!
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