このつまらない世界に終止符を

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双極性障害のうつの症状でつらいことと私なりの対処法

以前にも書きましたが、私は「双極性障害」と言う病を患っています。

双極性障害とはいわゆる「躁鬱病」です。

 

双極性障害、特に双極性障害Ⅱ型の場合、症状のほとんどがうつ状態としてあらわれるようです。

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よくわかる双極性障害(躁うつ病) (セレクトBOOKS)より

  

私もⅡ型なので困るほど重い躁状態になることはないのですが、うつ状態になることはよくあります。

今日はそんな双極性障害うつ状態のつらいことと、そんな時の私なりの対処法を書きます。

同じく、つらい気持ちになってる人の何か参考にでもなれば幸いです。

 

 

 

死にたくなる

最初からすごい重い話題ですみません。

しかし双極性障害5人に1人が死ぬと言われてるほど、自殺率の高い病気です。

私も定期的に死にたくなることがあります。よくあります。

 

そんな時は「これは5人に1人が死んでしまう病気のせいでそう思ってるだけなんだ。」って自分に言い聞かせるようにしてます。あくまで病気のせいでそうなってるだけで、私の意思ではないのだって自分に言い聞かせる。

 

実は海外留学に行こかと考えてた時期もあったんですが、海外とか周りに知り合いがいない状況に身を置いたら本当に死んじゃうんじゃないかと思ってやめました。

自分が「死にたくなる病気」にかかっていることをちゃんと自覚して、”普通の人”と自分は違うのだから、普通の人ができることでも自分にはできないこともあるんだと自覚する。そうして死ぬ可能性が高い状況に自分をおかないようにする。

簡単に言えば「死にそうな状況からは逃げる」。これがこの病を持つ人間には大事なことだと思っています。

 

 

治らない病気なんだと憂鬱になる

専門家の間でも諸説あるようですが、一部では双極性障害は治らない病だと言われています。「治す」と言うよりも、「いかに病気と共に付き合っていくか」を考えなければいけないようです。

それを聞くたび一生このままなのかと悲観的になって憂鬱になってしまいます。。

ですが、そんな時は身体の障害に比べたら五体満足で動き回れるのだから全然軽いものだと思うようにしています。

病気と良い関係のまま一生付き合えば良いだけで、きちんと医師のいうことを守っていれば良い関係を続けることはそう難しいことでもないですし、そこまで悲観的になることはない。そう思うようにしてます。

 

治らない云々の話題はこの本参照。気になる人は読んでみて。 

 

 

 

 

何も楽しく感じないことがある

これが非常に辛いんですが、時々無感情になることがあります。

何も楽しくないし、何も欲しくないし、何もしたくない。

最近もちょっと前までそういう状態でした。

 

こういう時は無理しないで、なるべく眠って、ちゃんとご飯を食べて、お薬をきちんと飲む。 それから受動的なこと(テレビをぼーっと見るとか)をするようにしてます。

あとは半身浴でボケーってする。

真面目な人の場合(そしてどうもこうなるのは真面目な人が多いように思うんだけど)、ボケーってする時間に罪悪感を感じることが多いように思うけど、こういう時はボケーってするのが今は最善で、治療のためにやるべきことなんだって自分に言い聞かせて変な罪悪感とか持たないようにする。

 

 

 

一人の人に執着したくなる

死にたくなってるときとか、辛いときとか、一人の人に執着しようとしてしまう。

それは恋人に対してそうなることが多いように思います。

双極性障害の人にこういう人が多いのかはわからないけど、私はよくある。

 

一人の人にだけ助けを求めたり、その人だけと関わりたいと思う。

その人の気を引きたいだけなのかなぁ・・・?うーんわかんないけど、その人だけに助けてもらいたくて、あとの人はどうでもいいような感覚になることがある。

その人から相手にされなかったら世界が終わるような感覚。

 

そういう時は、我慢できなくてちょっとSOSを出してしまうこともあるけど、でも「大概の人間にとってメンヘラに執着されることは迷惑なことだ」って自分に言い聞かせて、なるべく迷惑をかけないように善処する。

 

そんな時は、相手にSOSを出せないフラストレーションで周りの人間にモヤモヤを吐き出そうと暴れまわる(主にSNSなどで)ことがある。これは本当によくやりがちなんだけど、これやると周りの人間からの信用を失うってことを念頭に置いておく。どんなにあとから取り繕っても信用を失う。それを忘れずにいること。

 

 

ちょっとこの辺は境界性人格障害と似てる気がしてる。実際、境界性人格障害双極性障害は似ているらしい。診断も難しい様子。もしかしたらこの事例は双極性じゃなくて人格障害の部類かもしれないです。。。

境界例と双極性が似ているって話はこの本とか詳しくてよかったです。 

 

 

 

自分の未来に希望なんてないように感じる

うつ状態になってる時は、自分の未来に絶望しか感じなくなる。

これは認知が歪んでいるためなので、認知行動療法が効果的。

 

自分の未来はこうなるに違いないって言う思い込みを紙に書き出して、どうしてそう思うのか?それは客観的に見てもそうなのか?本当にそうなるしか道はないのか?ってことを全部書き出す。

認知の歪みがあるとどこかに矛盾が生じてくるから、自分の歪みに気づくのには書き出す方法が1番良い。

 

あとは「こうなってしまうに違いない」を考えるんじゃなくて、「こうなりたい」って言う希望を考えるようにする。でもそんな時、長めの文章でなりたいものを書いていると「こうなりたいけどなれるわけないじゃないか」って気持ちになりやすいから私のオススメはマインドマップで書き出すこと

マインドマップなら基本的に単語しか書かないから「こうなれるわけない」って言う思考の邪魔が入らない。

 

マインドマップの方法がよくわからない人にはこの本がオススメだよ。

 

 

 

以上、うつ状態の時につらいこととその対処法でした。

つらいことも多いけど、楽しいことだってあるはずです。

気楽に生きましょう。

この記事が何かしらの参考になれば幸いです。 

 

 

 

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