どうもナルキです。
今日の話題は少し暗めです。
精神障害のことを扱うので苦手な方は回れ右してお戻りください!
以下、デリケートな話題なので、もし不快に感じる人がいたらごめんね。
いち精神病患者兼元心理学生の意見だと思って聞いてください。
精神障害を自称する危険
それは一度記事にしたことがあるっす。↓これだよ。
でも自分のプロフィールに「双極性障害」ってことを乗せるのを躊躇してた。。
それは精神障害を自称することに危険性を感じているからなんだ。
双極性障害を自称すると、それをアイデンティティに取り込んで自己形成してしまう危険があると思っている。
簡単に書くと、
<意識的>
「私は双極性障害です!」
↓
私=双極性障害
↓
双極性障害=自分自身
↓
双極性障害でないと自分ではない
<無意識的>
こういう風に認知の歪みが起こり、病気でない自分は自分じゃないってなって、無意識に病気が治ることへの否定が起こってしまうんじゃないかなと。
治りづらくなってしまう危険性があると思っている。
それが怖い。
まぁ・・双極性は正確には治らないものみたいなんだけど、でも症状の緩和にさえ支障が出るような気がしてそれを恐れています。
でも誰かのサンプルになりたい
しかしおいらがブログをやる理由の一つが
「同じような状況にある人のサンプルになりたい」からなのです。
サンプルって言うと実験台みたいで言葉悪いかもしれないけど、「助けたい」って言うのはちょっとニュアンスが違う気がして・・・今のところ「サンプルなる」ってのが一番しっくりきてる!!!
病気でもこういう生き方もあるんだ!?
こういうことも出来るんだ!?
こうやったら元気になれるかもしれないのか!
とかとか、何かしら自分の生き方の参考にしてもらえたら嬉しいと思ってる。
だからそのためには、本当はもっとちゃんと
「私、双極性障害なんすよ」って言ってかないといけないんだよね。
そうじゃないと届けたい人に届かない。
このジレンマ。
じゃあどうするか
ってことでどうしたらいいのか考えてみた。
結論から言うと
「病気というリュックを背負ってるイメージをする」
これが自分的には解決策になるんじゃないかなと思っている。
病気を自分の中にあるものだと感じてしまうと、病気を自分自身の一部だと思ってしまう。
そうじゃなくて、
「私はあくまで双極性というリュックサックを背負っているだけなんだ」
ってイメージするようにする。
リュックは自分の外にあるものだから私自身じゃない。
あくまで私が背負っている”もの”。
自分の中にある一部と捉えるか、自分が持ってる”もの”だと捉えるか。
小さなことだけど、それだけで無意識の解釈はだいぶ変わってくる。
「私は双極性障害です」と自分で言うときも、「私は双極性障害(のリュクを持ってる人)です」とイメージの中では思っておくようにする。
結局のところ言ってる言葉は同じなんだけど、括弧内のイメージを持つことで精神障害を自分の一部として捉えなくなり、病気が治ることへの無意識の否定も起こらなくなるように思う。
ただし、やりすぎると「私=病気のリュックを持っている人」ってなって「リュックを持ってない私は私じゃない!」っていう面倒くさいアイデンティティになってしまうので、そうならないように注意は必要。
リュックはものであって、自分自身ではないということは常に認識しておく。
かなり抽象的な話になったから意味分からない人もいるかもしれないけど、とりあえず私はそういうイメージを持って、これからはもう少しちゃんと自分の病について発信していきたいなと思ってます!!
ということで、自分のプロフィールにも病気のことを追加しました。
誰かのサンプルになれるよう頑張ります。
無意識ってそんなに重要なの?って疑問に思ってる方はこの辺りをお勉強すると良いかもしれません。
以上!
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