前回に引き続き、優位感覚のお話だよ!

「天才と発達障害」読みました。

天才と発達障害 映像思考のガウディと相貌失認のルイス・キャロル (こころライブラリー)
- 作者: 岡南
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2010/10/09
- メディア: 単行本
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建築家のガウディ先生が「視覚優位の映像思考」型なんだけど、私も同じタイプっぽい。
書いてることよく分かることばかりでメカラウロコ!
ためになりました。
逆に、聴覚優位のルイスキャロルの部分は全然共感できず、
それはそれでこういう人もいるんだという他者理解の勉強になった。
指示されたい?されたくない?
私、上司から細かい指示をされるのが苦手なんです。
最終的なゴールだけ教えてあとは自由にさせて欲しい。
けど、その状況を
「上司は何も指示してくれないし、何も教えてくれない。」って不服に感じる人もいるんだよね。
どうもその認識の違いは認知処理の違いに関わってるのではないか?
この本を読んでそう思いました。
2つのタイプ
聴覚言語優位認知
このタイプの人は順序立てて段階的に教えてもらえると理解しやすい。
部分から全体へ。
1から順番に教えないと10を理解するのが困難。
視覚映像優位認知
このタイプの人は同時処理が得意。
だから、全体を踏まえて教える方が理解しやすい。
全体から部分へ。
まず10を教えてないと1を理解するのが困難。
私は完全に視覚映像タイプ。
視覚映像タイプの弱点
視覚映像タイプの「まず10を教えてないと1を理解するのが困難」ってのが身に覚えありすぎる。
10を理解するというのは完成のイメージができてるという状態なんだよね。
イメージさえできればあとは自分で1〜9が作れるんだけど、イメージができてない状態だといくら1を教えても全然理解できない。
1が簡単で単純なことだとしても全然できない。
1ができてないから、ずっと1を理解しようと
そこにばっかエネルギーを消耗しちゃう。
そしてそれを簡単にこなしている聴覚言語タイプを見て、
「私はこんな簡単なこともできないのか…」
って自己嫌悪してしまう。
「イメージが湧かない」と言い出したら危険
視覚優位の人の「イメージが湧かない」って言葉はキーワードみたい。
イメージが湧かないと一歩も前に進めないから、この言葉が出てくるときは本当に何も出来ない時。
そしてよくこの言葉を使う人は視覚映像優位の人が多いそう。
思い当たる節があったら注意!
そんな時は
・目先の作業に集中しないで、まずはゴールをイメージすることからやってみる!
・出来ない時は無理せずイメージできることをやる!
逆に言えば、
イメージさえできれば出来ないことはない!
ってことだよね?
心強い!
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